わたしと貴様と銀河劇場。B-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』(通称オバウェ)をみましてね。

感想です。レポじゃないしひたすら長いし何を言ってるのかわからないです。文章力皆無なので。

(去年の8月末ごろに書いていたものにぽちぽち加筆しております)

 

 

 

あらかじめ伝えておくと、わたしはBプロ舞台化に対してえ~~舞台……マジか……と思ってしまった側でした。 最初に舞台化が発表されたラブアーのイベント、わたしは1日目の物販とブリパの上映会だけ参加。

2日目はBプロのファンミーティングがあったのですが仕事でしたので泣く泣くあきらめて帰りました。(1日目の物販は4時間弱並んだかな)めっちゃ懐かしい。今となってはいい思い出のような気がします。

行く前、ファンミで重大発表ありま~す!という情報を見かけて「重大発表?アニメ2期とか!もしかしたらライブかも~!それともついに無敵デンジャラスのリリースだったり(この時点でめちゃくちゃ延期してた)?かも!!」

みたいな、勝手な期待がわたしの中で高まっていました。もちろん他の人たちもそんな感じでしたよね。そりゃあ期待しちゃうよね~!だって、ずっと待ってたもん。でも実際発表されたのは舞台化とアルバム発売決定の新情報。(あんまり覚えてないのでもし他にも新情報あったらごめんなさい)

アルバムは本当にまだかそろそろ出してもいいんじゃないかと思ってたから嬉しくて、楽しみでした。でもそっかぁ、

 

うん………

 

 

舞台化か……

最近いろいろアニメとかゲームが舞台になってるけど、ついにBプロも舞台ですか。あーハイハイ。

なんか期待はずれ……舞台かぁ……えっアプリは?2期は?みたいなかんじで、気持ちがBプロからスーっと離れていってしまうような、そんな気がしました。今思えば、それほど当時のBプロのファンの人たちの空気が停滞していたのかなと思います。だから批判がすごかった。 

そもそも舞台ってどんな感じなんだろう。今まででまともに舞台に触れてこなかった人間でしたので、2.5の舞台だなんて本当にイメージがわかなかったんです。

テニミュならはるか昔にDVDでみたり1回だけ行ったことがある!(付き添いで。めちゃくちゃ前)でもアイドルだよ?歌って踊るの?って……

というかキャラみんなめっちゃカッコいいじゃん?顔整ってるじゃん??実在の俳優さんがあんなめっちゃカッコいいキャラを演じるってこと??ウィッグ被る??

わたしの頭もてんやわんやで????が浮かんでいました。

Bプロの新しい展開はとても喜ばしいことだけど、舞台はわたしが望んでいたかと言われればそうでなくて。だって求めていたのは舞台化じゃないもん。アニメ2期とか、アニメ2期とか……

ぽつぽつ発表になるキャストさんも、わたしの知らない人ばっかりで。そりゃあそうだよ2.5舞台ほぼ通ってこなかったしなぁ。

チケットを取るとき、本当に迷いました。取る?取っても行くの?って。だって出演者も炎上してるし運営?も炎上してる。そんな成功するかわからない舞台に安くないお金を払って見るの?とも思った。

 でもわたしはやっぱりBプロが好きで、批判されててもBプロだから。舞台だろうがなんだろうが、1度も観ずにただただ蚊帳の外で批判して文句を言うのはわたしの中ではちょっと違うなと思って、初日と千秋楽のチケットを取りました。ほんの少しの期待を込めて。

キャストは本当にお恥ずかしながら、ほとんど知らない方ばかりで。ひとりふたりちょっと名前聞いたことあるな??ぐらい。

そして炎上についても知らなくて……いやまぁ名前調べたら候補に出るからなんとなくはわかるけど……でもキャストの人にそこまで興味は無かったから、その炎上の詳細とかは調べないようにしていました。でもなんとなくわかるじゃん……笑

 

 

初日、7月28日。その日は観劇前に池袋のアニメイトキッチンカーに立ち寄りました(Bプロの期間中)。コースターの引きの弱さに嘆き、ドリンクを飲みながら「あああとちょっとで銀河劇場向かわなきゃ……」と不安な気持ちでいっぱいでした。

初めての銀河劇場。そりゃそうだよね舞台自体初めて見るし。

 

 

 

 

まぁ、結果から言うと

めちゃくちゃよかったんですけどね。

観劇後の友人との会話

「え……めっっっちゃ面白かった……」

「うん、超良かったね……」

(マジでこれに尽きる)

 

音響は最悪だった~~いや笑えませんけど

でもそこには、その舞台の上には、少しでもキャラに近付こうと必死に歌って踊って演じている、キャストのみなさんがいました。初日は歌も踊りも演技もまだなんとなく手探りで、決して完璧だったとは思えなかったけど。客席のペンライトも、歓声も少しおそるおそるなところがあって。

でも!見ててこう、なんだか不安ではあるんだけど、でもわくわくして。楽しくなっちゃうような。

実在のアイドルを追っかけたことがないけど(2次元のアイドルは追いかけまくり)、アイドルのファンってこんな気持ちなのかも!と思えました。応援したくなるの。

ストーリーもだれも悪者にならずに、みんな良いところがあって。みんなでこの大波を乗り越えよう(オーバーザウェイブ)!!!的な。たぶん前情報がなくても舞台としてふつうに楽しめそうだなって思った。

キャラの個性も死んでなくて。14人と社長と夜叉丸さんが舞台上でいきいきと動いていました。

Bプロ自体、CDのドラマパートとアニメ、雑誌のインタビューくらいでしか個人や他のメンバーとの繋がりがわからなかったんですけど。舞台はそれをうまい具合に補完して「あっこの人とこの人はこんな感じにつるんで話すんだ!」みたいな発見がいっぱいできてとても楽しかった。

初日と千秋楽だけの参加の予定でしたが、予定を合わせて中日の昼夜、そして前楽のチケットも取って。最終的にオバウェを5公演も観ることができました。ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 以下キャストさんの感想とか。

北門さん(ヒデ様)

お顔が大変よろしくて。目が大きくて、ヒデ様の北門さんを初めて見たとき「王子様じゃん……」と呟いてしまったほど。

座長ではあるけど、ストーリーの主役はキラキンだからかあまり出番は多くありませんでした。ですが、舞台の端や後方にいても存在感がすごい!

歌もダンスも完璧(わたしから見たら)で、立ち振舞いも堂々としていて、まさに北門さんだなぁ……と思いました。

 

竜持くん(とまんくん)

彼のことは少し知っていました。テレビでジェンダーレス男子みたいな特集をしていたときに初めて見て、最近はこういう子が流行りなのね~~と。

すごいんですよ、台詞もダンスも歌もぜーんぶ竜持くんなんです。小柄で華奢なとまんくんと竜持くんがうまーくマッチして、小悪魔な竜持くんがそこにはいました。

詳しいことはよく知らないので、大したこと言えないのですが。いちばん悔しい思いをして、歯を食い縛って、もがいて、耐えて、この舞台を必死に最後まで駆け抜けてくれたのは彼なのかなと感じました。千秋楽の彼のあいさつをほぼ目の前で見て、泣いちゃった。

 

金城さん(岸本さん)

ビジュアル公開の時から「あっこれはカッコいい」と思っていました。もともと金城さん自体黒髪だし、実写になっても大した違和感を感じることがなかったんでしょうね。

ほかのキャラに投げかける刺すような目線や見守るような目線。ふいに客席(よりさらに遠く)を見つめる目線。目で訴えるとはこういうことか!と思わせてくれた金城さん。

歌もうまくて、ダンスもカッコいい。

 

愛染さん(藤田くん)

藤田ーーー!!

彼はきっとプレッシャーがすごかったでしょうね。なんせ中の人は加藤◯樹さんだもんね。舞台もできるし愛染さんへの愛もすごい。

最初は歌もダンスも不安定で、「大丈夫かな?」ってなって、なかなか目が離せなくて。外見は完璧でカッコいいのに、どこか不安定で目が離せない。そういうところが愛染さんに近いなって感じました。彼自身、きっと正直で真っ直ぐな人なんだろうなと思った。だけ。

 

阿修くん(三谷さん)

めちゃくちゃ阿修くんじゃん!!!!!!

キャストが発表になったとき、正直「全然ちがう……」って思っちゃった。写真をみて、三谷さんはワイルドなお方なのね?(マジで全然知らなかったんです)と。

でも蓋を開ければ彼はどこからどこま阿修くんでした。ごうちん、けんけんと呼ぶ声や竜持くんとふざけるところ。どこを切り取っても阿修くん。「い、生きてる……!!!」ってなった。

そしてそしてダンスのキレがすごい。なんて言って誉めたらいいのかわからないけど、緩急?の付け方がエグいくらいかっこよかった。オバウェLIVEのMaybe Loveからのtick-tackの雰囲気のかわり具合、ヤバイですよ。 

 

 

(以下どうでもいいお話~~↓)

 

オバウェで岸本さんと三谷さんに出会い、わたしは龍雅を知ることができました。このふたりに出会わなかったら龍雅のことを知らないまま生きていた。って思うと不思議な気分です。活動休止前に知れたこと、本当に良かったなぁと思っています。いいですかみなさん、活動休止ですよ。解散ではないです(と思ってます)。

何度も言わせてください、

活動休止ですよ。

 

(以上どうでもいいお話~~↑)

 

 

増長さん(田口さん)

わたしは彼に感謝の言葉を伝えたいです。

オバウェでグッと好きになれたキャラの1人。田口さんの時折泣くのをグッとこらえるような、噛み締める表情がたまらなく好き。オバウェをみて、リーダーのことが更に好きになった!って人多いんじゃないかな。

 

モモタス(木津くん)

き、きき華奢~~~!!足首ほっそ!薄っ!!

ダンスのキレすご。身軽かつパワフル。でもユーモアのあるモモタスで、とても可愛らしかったです。

わたしあそこがすごい好きなんです。VSライブでキラキンちゃんのラストサビ前の「夢を夢のまーまで終わらせないためー♪」のところで真ん中のモモタスがバッとジャケットをひるがえして踊るんですね。そこが好きです。

 

おさりくん(上仁くん)

「みんな~~!おれのことすき~~???」

\大好き~~~~!!!!!!/

パワフルなおさりくん。笑顔がかわいくて、こっちもにこぉ~^^ってなっちゃうような。ムーンライトトークで花火大会のアドリブを野目に丸投げしてしまうのがとても最高でした。ほんとにしそうだよね……

 

野目くん(千綿さん)

好き。抱いて~~!!!

以上です。

嘘です。めちゃくちゃ野目くんでした。話し声も野目くんでした。手足が長いのでむーんずのダンスが映える映える。最初の殿との海と言えば筋肉だろ!のくだりが大好きです。

 

釈村さん(平牧氏)

最初から最後までいちばん安定して観ていられました。ビジュアル公開の時からいちばんキャラに近いと思ったし、キャラが際立っているからか演じやすかったのかなとは感じましたが、立ち姿や言葉遣い歌い方など、どれをとっても釈村さんなのです。でもそれは本人の努力があってこそ、だと思うのです。

 

 

明謙くん(大平くん)

名前は知っていました。テニミュにもとうらぶのミュージカルにも出演されてる方。本当に華奢で小柄なのに、近くで見たときに腕の筋肉が想像以上にあってときめきました。

よく客席を見渡して、ファンサをしてくれる。「2階も見えてるよー!」と遠い客席にも声をかけ、手を差し伸べてくれる。きっと周りをよーーーく見ているんでしょうね。そしてかわいい。

 

唯月(おーみくん)

静かで弟を、キラキンのメンバーを優しく見守るような…………ちょっと待って

中の人濃すぎない?

彼が彼のまましゃべると会場がざわつくんですよね。めちゃくちゃ笑った。 意外や意外、彼は腹筋がバキバキに割れてるんですよね。不覚にもときめいてしまいました。

 

遙日(たきざわくん)

ダンスすっご……………

最年少なんですね。クシャッと笑って楽しそうに踊るんですよ。そして彼のダンスに釘付けになりました。腰の入れ方すごい。もとはといえば双子は唯月派だったのですがオバウェ後はうっかり遙日に転げ落ちました。

 

殿(川上くん)

スタイルめちゃくちゃいい!お尻がスッとしてて、殿が現実にいたらこーんなにカッコいいんだ!って思いました。26時間テレビで明謙くんが夜叉丸さんに何度も頭を下げてお願いしている背中を見て。最後は殿が自ら夜叉丸さんに諦めるもんか、と噛みついて。みていてこみ上げてくるものがありました。

 

夜叉丸さんと社長についてはまた後日、かけたらなーと思います。

 

 

 

 

批判につぐ批判。炎上そして炎上。

舞台に立つことをやめたくなっちゃうほど、辛かったかもしれない。炎上して、文句や批判をされて、何度も逃げ出したいと思ったかもしれない。なんで自分が、って思ってしまったかもしれない。

でも、銀河劇場の舞台にB-PROJECTの14人は立っていました。きっと、ものすごく勉強したんだろうなって思った。少しでもキャラに近付くために。話し方とか歌声とか、動きとか。ああこのキャラならこんな時そうしゃべって動くんだろうなって思わせてくれるような。キャラに寄り添った動き。

一ファンとしては、キャストの皆さんがキャラを尊重して大事にしてくれると感じることが出来て幸せでした。

初日を観て思ったのは、やっぱり舞台を観てみないと何もわからないんだっていうこと。でも否定派の方とはわかり合えるなんて思っておりませんし、批判するつもりもございませんので。住み別けはしているつもりです。自分なりに。

良かったなぁ。観れて本当に良かった。この声が届くことは無いだろうけど、わたしにBプロの舞台に触れるチャンスをくれて、ありがとう。

そして絶賛オバウェロスです。